ハリソンズ イエロー/ロサ スピノシッシマ

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ハリソンズイエロー Harison’s Yellow

作出:1830年/アメリカ
樹形:シュラブ
花期:早咲・一季
花径:小輪
交配:Rosa foetida × Rosa spinosissima
備考:別名『カリフォルニアの黄色いバラ The Yellow Rose of Texas』

 

一応交配種ですが、原種同士の掛け合わせなのでやっぱり原種っぽいです。
小葉で細枝で細かい棘がいっぱいで、よく茂ります。

潔く真っ黄色なので遠くにあっても良く目立ちます。放任栽培でいける品種で、別名どおり『カリフォルニアの民家の庭に黄色いのがあったら大抵これ』みたいな話を聞いたことがあります。
⇧の手前主役はクレールマタン
ついでに⇧の反対方向から見ると⇩ 他のバラ達に関してはこちらをどうぞ


ザ・借景ww  田舎の景色に良う似合います♪   


あ、そうそう折角だから扱いについて。ラズベリー植えたことのある方なら解るだろうけど、大量の棘付きで一帯を藪化させるタイプのシュラブはメンテ面でかなり面倒なのよね。かといって旧枝咲きだからシュラブを払いすぎちゃうと翌年咲かない。なのでうちでは一本にすっきり縛り上げてスタンダードっぽく仕立ててます。どうせ足元なんかだぁ~れも見ちゃいないんだから(笑)

 

【秋バラ】


もちろん基本的に一季なんだけど間違うこともあるらしい(笑)

 

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ロサ スピノシッシマ Rosa spinosissima

作出:原種
樹形:シュラブ
花期:早咲・一季
花径:小輪
備考:別名 ‘ロサ ピンピネリフォリア’ ハリソンズイエローの片親で、花色以外のスペックはほぼ一緒。

植栽の事情により、現在は庭内にありませんが。ロサ スピノシッシマ Rosa spinosissima葉っぱは山椒みたいな感じで小さく、枝も細いです。細かい棘がびっしり。バラというより『花咲く庭木』扱いのほうが自然かと。原種のバラなので繊細な雰囲気とは裏腹に強健ですし剪定もほぼ必要ありません。ナチュラルなハーブガーデンのポイントとして、とか、和風の庭にサラリと、とか、そんな感じにお薦めします。秋には黒い小さな実がなります。ロサ スピノシッシマ Rosa spinosissima
⇧のピンクはマイカイ 黄色は斑入り山吹   ⇩の青いのはアヤメ
ロサ スピノシッシマ Rosa spinosissima

ロサ スピノシッシマ Rosa spinosissima