エフ ジェイ グルーテンドルスト/ピンク…

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F. J. グルーテンドルスト F.J. Grootendorst

作出:1918年/オランダ
樹形:半横張性シュラブ(高さ140×横幅150以上)
花期:中咲き(繰り返し咲き)
花径:小輪
交配:Rosa rugosa rubra × Madame Norbert Levavasseur
備考:ハイブリッドルゴサ(ハマナス系交配種)で、樹姿はほぼハマナスに準じます。但し、当品種は中咲で香りはあるかないか位。

 

カーネーション咲とされる花型が特長的なバラ。他にピンクと白の色違いがあります。(残念ながら当庭に白はありません。代わりにフィンブリアータがいます♪)F. J. グルーテンドルスト F.J. Grootendorst花以外は、親譲りの野趣を色濃く残していて、密に茂った枝葉によるシュラブはナチュラル系というよりワイルド系。そんじょそこらのモダンローズでは太刀打ち出来ない存在感が出ます。

F. J. グルーテンドルスト F.J. Grootendorst
⇧手前はヤマアジサイ。花期が重なることも勿論ですが、グルーテンドルストは葉っぱが濃い陰影を作るので全体の印象が重くなりがちで、それを緩和させるつもりで。
あっち側からとこっち側から⇧⇩ 白い穂はヤマブキショウマ。薄ピンクはヤナギラン。

 

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ピンク グルーテンドルスト Pink Grootendorst
備考:花色以外のスペックはF.J.~とまったく同じ。

ピンク グルーテンドルスト Grootendorst
⇧⇩色味の違いはその年の気候によるもの。ちなみに寒いほうが濃く発色する系のピンクらしいです。


⇧ヤマボウシのウルフアイ ⇩手前ボケボケはヘレナルネッサンス

ピンク グルーテンドルスト Grootendorst
⇧手前でドアップになってるのはヤナギラン。そして奥に見えてる花穂がヤマブキショウマ、なんだけれども・・・・ピンク グルーテンドルスト Grootendorst
バラの近くに植えた山野草はどうしても肥料分を貰って巨大化する傾向がありましてね(^_^;)
ピンク グルーテンドルスト Grootendorst
画像で見ると綺麗っぽいですが、実際に見てるとまるで『竜虎の戦い!』みたいで、しかもそれが年々激化の一途を・・・・なのでヤマブキショウマのほうを移植しました。或る意味ミモノだったんでちょっと勿体なかったですけども。
そして平穏来れり(笑)。あ、ちなみにお引越ししたヤマブキショウマの近況は先述したFJ~の傍のヤツ。もちろん今度は充分に距離を取って植えました。これに限らず、植栽植物同士のコラボを狙うとついついすぐ隣に植えたくなるんですが、それぞれのケースにおいて適切な距離っていうのがありますネ。


すべてひとつの同じ株ですが、大型シュラブなんで見る角度によってケッコー表情が違います。でもこういうのってより多くの表情を見とくと実際の雰囲気を捉えやすくなると思うんで、兎に角沢山貼りつけておきますね。どなかたのご参考になれば。

 

【秋バラ】


あえての夏剪定をしないうちの庭では開花がバラツキますが(詳しくは秋バラについてにて)その分こんな風にずぅ~~~~っと咲いてます。


儚げどころか、凍てついた木枯らしに余裕綽綽なドヤ顔w