キング

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キング King

作出:—–
樹形:直立性シュラブ(自力で立てますがツル扱いが無難かと)
花期:遅咲・一季咲き
花径:小輪

 

花だけならエクセルサ(レッドドロシー パーキンス)にも似てますが、このキングは、棘無しのベーサルシュートが天に向かってグングン伸びます。なので通路際など、株元にはあまりスペースが取れないけど上空では広々咲かせたいならこっち。逆に身丈以下のフェンス類を幅広くカバーしたいとか、言うこと利かせて複雑に誘引したいならエクセルサですね。
うちでは自然樹形を活かしてハーフアーチ(?)仕立て。
⇧を逆方向から見ると⇩な感じ
⇧⇩対岸の白バラはフラウ カール ドルシュキ
ちなみに以前は⇩のように建物との間に支柱を渡して誘引してました。キング ローズ キングローズ King

キング ローズ キングローズ King

キング ローズ キングローズ Kingまぁ、これはこれで開花期には降り注ぐような薔薇色が見応えあったんですが・・・・・なんつーか、花期以外の姿が直線的すぎて、ちと可愛くないなぁ~、などとふと思ってしまいまして。
・・・うん。咲いててもやっぱイマイチ可愛くない。冒頭画像と見比べるとすごく感じます。これ、支柱ではなくロープかなんかを少し弛ませるガーランド仕立てに出来るならまた話は違ったんですが、それもそれでいろいろ諸事情がありましてね・・・・(ホント諸事情です。話出すと物凄く長くなりそうなんで割愛)キング ローズ キングローズ King

キング ローズ キングローズ King

キング ローズ キングローズ King西洋バイカウツギのベルエトワール。大変な芳香種。この時期庭にいらした方が必ずお尋ねになる花。これとキングとニュードーンで『びしょ濡れトリオ』 私にとっては梅雨の花です(笑)。キング ローズ キングローズ King根元から出て来るベーサルシュートが⇧⇩の感じ。来シーズンの大事な主力部隊ですwwキング ローズ キングローズ King
・・・って、言ってもサ。たまぁ~にシュートが1本も出ない年もあるのよね。何が関係してんだかはよく解んない。庭主が何か変わったことをした訳でもしなかった訳でもなく、ご本人様に訊いても他のバラ達に訊いても「・・・・・」って感じ。(そりゃそーだ)
ただこの現象、他のバラでもたまに見受けられることは確か。
そりゃ庭主としては心配しますよ。いろいろ考えますしね。でも・・・・何一つ解決せず首を傾げたままで次の年、何食わぬ顔で例年通りにシュートをバンバン打ち上げてるバラをいくつも見てくるとなんていうかサ・・・・
結局シュートなんてご本人様次第としか言いようがない。体力が余っていれば放っといてもバンバン出すだろうし、必要なければ出さないだろうし(シュート更新しないタイプもいますので)なので毎年シュートを出すコが原因もなく沈黙している時は、うるう年みたいに考えてます。「今年はいろいろ調整が必要なんですね?何のお構いも出来ませんけどとりあえず頑張って下さいね?」ってな感じで・・・・あ、でもカミキリとガンシュの確認だけはしときます。それだけは庭主の仕事ですので。

あ、そうそう。バラジャムにしてもオイシイです♪ 色は綺麗だし花弁が薄くて口当たりも◎
巷で見かけるバラジャムは特に香り高いバラを使用しているようですから、微香のキングじゃあまり意味がないような気がするかもしれませんが、でも実際にジャムやシャーベットすると、バラの香りがふわぁ~と口の中いっぱいに広がるので心配ご無用☆彡 そして花弁が薄いのも大事な要素。口当たりがシャキシャキしてて丁度菊のお浸しみたいな感じになります(当地ではチョー定番。だから大量の花弁を毟って煮る作業になんの違和感もないw)
但しうちではオープンガーデンを始めてからは薬剤散布絡みの事情で作れなくなってしまいましたが・・・・どなたかのご参考になれば。え?詳しいレシピ? いやいやいや(笑)だってテキトーofテキトーでしたもん。毟ったキングと同量の砂糖。そして鮮やかなローズピンクを止める為にレモン汁を多めに加えて煮る! たったそれだけ。