コンテ ドゥ シャンパーニュ 

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コンテ ドゥ シャンパーニュ Comtes de Champagne

作出:2001年/オースチン(英)
樹形:半横張性シュラブ
花期:中咲・繰り返し
花径:中輪
交配 :実生 × tamora
備考:フランス・シャンパーニュ地方の高級ワインの名に因む

 

繊細な可愛らしさに溢れた花で、まぁるいカップを保ち、香りも色のイメージそのまま♪コンテ ドゥ シャンパーニュ Comtes de Champagne

花保ち、ですか? ええ、まぁ見ての通り(笑)。っていうかこのバラに対してそれを言い出すのはあまりにも。
私が思うに・・・このバラの美しさとは、このバラの咲く庭そのものの美しさと直結しているのではないかと。決して、丁度見頃の開花株を目の前にドンッと置きさえすればあとは有無を言わせず美しい!とか、そういうバラではないのです。
巧く言い表すのが非常に難しいんですが・・・・例えば、作出者である御先代がガーデンローズに何を求めていたのか。或いは、どんな庭を好ましいと思っていたのか。庭の中でこのバラを眺める時、私はおそらくそーゆー感じのアレヤコレを取り留めもなく思い巡らし・・・・(えぇ~い!着地しろ!)


樹自体は比較的低性で腰丈以下。とはいえ安定のイングリッシュローズクオリティ。そして一斉にワ―――ッ!と咲くタイプじゃなく、⇧⇩な感じでさりげなく咲き続ける。そういうところもまた『庭に咲くバラ』としてのユーティリティー。

 

【秋バラ】


より儚げ。百花繚乱のバラ園ではなく、静かな景色の中にそっと咲くべきバラ。