パレード

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パレード Parade

作出:1953年/アメリカ
樹形:横張性つる(自立した自然樹形も可能ですが、そうするとかなりワイルド…)
花期:若干遅咲き・繰り返し咲き
花径:中大輪
交配:New Dawnの実生 × World’s Fair,Cl.

 

ピンククラウドのタグで購入しましたが、ずっと違うような気がしてて、いろいろ調べた結果、多分パレード。どちらもニュードーンの血縁なのでスペックデータだけでは確証が持てないトコロがあるんですが・・・・違ってたら教えて下さいm(__)m

そんな訳で(はい?)当庭では壁際に誘引してるのと、ご本人任せで多少サポートしてるのがあります。まずは誘引してるほう。


アトリエ建物の西壁に這わせてます。耐陰性はありますがニュードーンほどには・・・・い、いやでもそれは比べる相手があまりにアレか(;^_^A


ご覧の通り素晴らしい花付き。そして薔薇色とはこれだ!と言わんばかりな存在感!
・・・・だったんですが、2022年秋、この場所から思い切って移植。
理由はいろいろあるんだけど大きくは二つ。

①お隣のスパニッシュビューティーとの相性・・・・花期は微妙にズレるんですが、あちら様は特に花期が長いタイプなので結構かぶるんです。で、被った場合、双方の花容が溶け合ってしまってそれぞれの良さが見え難くなってしまうんですよね。とはいえスパニッシュが一季なのでこの方の繰り返し咲きは有難かったし、特にスパニッシュが仕立て直しにて欠番した2022年はこの方にかなり助けられたのは紛れもない事実なんですが・・・・

②花首が長い・・・・・壁面にきっちり誘引しても、花期には横張枝がかなり離れたところまでせり出してくるんです。やり様によってはそれこそが迫真の美しさとなるんだろうけど、ココの場合は入口通路脇なこともあり、もうちょっと建物との一体感があったほうがいいと結論づけまして。ちなみにこの場所の後継に入ったバラは・・・・・・・・・・・・・・ハハハ。
「・・・は?なんだそりゃ」って感じに大変うちらしい選択を(笑)。
⇧は本来スパニッシュが陣取ってる場所までわざわざ出張ってきてくれたパレード。そして来期に向けて物凄い勢いで生長しているスパニッシュのシュート。


そして移植先にて⇧⇩ そして移植先にて⇩ 壁がなくなったもんで、生垣にしてるドウダンツツジの生垣に乗っかってますw

で、ここからは御本人任せなパレード。(って、結局⇧のも御本人任せになったけど笑)
まあ、ご本人任せといっても、完全にはやっぱムリなので近くの樹に寄せて括りつけたり、寄りかかれる何かを設えたり、その時々によってちょこちょこやってます。要はツルバラというより、横張性の強い大型ブッシュと捉えてるので、庭主は必要最低限のサポートをする係ってことです。
⇧ほぼほぼ空中遊泳状態
⇩年季入り過ぎて人間様が座れなくなったガーデンチェアはバラ様用。
⇧右手前はドルンローシェン  ⇩背景はラプソディーインブルー


⇧⇩背景はアメリカアジサイのアナベル  ⇧のクレマはビチセラのエレバン。


・・・こうして改めてみると、うちってやっぱワイルドだなぁ~・・・・

 

 

【秋バラ】


大輪でこの色だと存在感も十分。印象に残ります。