マーガレット メリル

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マーガレットメリル Margaret Merrill

作出:1977年/ハークネス(英)
樹形:半直立性ブッシュ
花期:中咲・繰り返し
花径:大輪
交配:(Rudolph Timm×Dedication)× Pascali

 

白のフロリバンダとしてはアイスバーグと双璧をなすとされる完成度。一般的な木立バラの栽培方法で、ほぼ間違いなく美しく育つ強健種。HT系と並べて植えても見劣りしません。耐寒性に関しては・・・・ん~・・・・古い時代のHTにしてはケッコー強いほう。でも「寒さなんてモノともしない!」って感じではないです。うちの庭では古株メンバーのひとつですが、厳冬後の春はちょいちょい御機嫌斜め・・・・まぁそんな感じ。なので調子がよければかなり樹高が出るんですが、ここ数年の平均でいうと120~140㎝止まりってところかな。マーガレット メリル Margaret Merrill


花については・・・・咲き始めは純白ではなく、わずかにクリームピンクがかっていて、咲ききると花弁はヒラヒラと波立ち赤芯が映えて艶やかな美女。芳香種。


⇧⇩の隣はイザベル ルネッサンス。どちらも立性のブッシュなので、ガーデン内に並び立つとトラディショナルな雰囲気になります。シュラブローズによるロマンティックなナチュラルガーデンも大好きですが、こういうのもバラらしい格調を感じるので気に入ってます。
⇧いろいろ写ってますけど多分気になるのは・・・・左下端ですよね? ゼノビア(スズランの木)です。それから背後はツルアジサイ⇩ 甘ぁ~い香りが一帯に漂ってます。ついでに右端のフワフワッとした白いのは散り斑のオニシモツケ。
限られたスペースで正統派の庭を望むならハークネスのバラ・・・・って、ジャクリーヌデュプレを除いてね(笑)。お顔だけなら似てますけれども両者の置き換えは不可。