ミスティパープル Misty Purple
作出：2003年/河本純子氏
樹形：ブッシュ
花期：中咲・繰り返し
花径：中大輪
交配：Ondina × Purple Rain
傾国の美貌。兎に角こちらのブランドのバラはどれもこれも女性の心を鷲掴みにしますね。ニューフェイスが登場するたび、そのお顔画像にいつもうっとり見惚れています。
ただ、強健さを第一の美徳（…笑）に考える当庭にお迎えするのが申し訳ないような姫君ばかりなので中々・・・・それでも抗えずにお迎えしたガブリエルはさすがにムリだったしナ。。。でもこのミスティパープルは繊細系プリンセスの中ではワリと丈夫で育てやすい部類に入ると思います。 
・・・あ・・・もう、倒れそうなくらい美人だわ・・・・・
花については最早百聞一見に如かずとしか言いようがないので、とりあえず樹について。
フロリバンダとして扱ってはいますが、これが標準的なブッシュ樹形、花束状態に仕立てられるか？っていうと・・・・ん～～～・・・なんていうかな、もっと自由な感じです。枝数が少ない上に葉も茂らないので、樹姿はその時々の御本人次第としかいいようがない。なので剪定は臨機応変。他品種のバラは勿論、草花との混植でもかなり気を使ったほうがいいでしょうね。たまに強く高さの出る枝を伸ばしてることもありますがそれはコンスタントにはいかないみたいなので、庭植えするなら初めから低性品種あるいはパティオローズとして配置したほうが無難です。ホントは鉢栽培に向く品種だと感じてます。
まぁ、これだけの美貌を誇るバラなら、ある程度の身勝手さなんて魅力でしかないのも揺るがぬ事実ではありますが。なので庭主はせっせせっせと姫の周辺植栽状況を整えていくのです。まさに召使然として傅かんばかり(笑)。
⇧⇩クレマはベティーコーニング。
宵の庭。