ポスティリヨン Postillion
作出：1985年/コルデス（独）
樹形：大型・半直立性シュラブ
花期：中咲・繰り返し
花径：大輪
交配：Westerland × Lichtkönigin Lucia
備考：『郵便馬車の御者』の意。古き良き時代のヨーロッパで花形職業だったらしく
私的には『なんで郵便屋さん？』って思ってましたが、ふと・・・・もしかして美空ひばりさんの『車屋さん』みたいな(笑)？ でも確かにそう考えると、電話もネットも無い時代において郵便屋さんは最早ヒーローだったかもしれない。。。
惚れ惚れするような健康優良児。360°どっから見たってカッコイイ。しかも一斉開花するタイプではないので、花と葉の分量バランスが長期間崩れることなく、大変長い花期を楽しめます。中咲としましたが、当庭内でバラ期の最初っから最後まで咲いてます。
大きく波打った花弁。こっくりとした山吹色は時間経過によって僅かに退色し、株全体をさらに奥行きあるものにしてくれます。オレンジ色のつぼみも絶妙なアクセント。何より明るい葉色の美しさ
⇧の奥にはベティ ブープ ⇩の奥はジューンベリー。
⇧⇩あっちからとこっちからパシャリ。赤いのはリンダキャンベル。白いのはハマナス。どちらも早咲き組です。
いっぽう⇧⇩後ろのドームに咲いてるバラ達は当庭の後半組。花期が長いとコラボの幅も広がります。
今んとこ、樹高は一番高いところで160㎝くらいかな。ご覧の通りかなり伸長力があるんで、枝ぶり自体は半直立性ですけど花期はちと開帳気味になります。しかもこの方、成木になるとベーサルシュートが出にくくなるタイプかもしんない。なので油断してるとかなり腰高になりそう。自立させて自然樹形を楽しむなら冬季剪定はガッツリ容赦なくいっちゃったほうが良さげ。もしくは何年かに一度は適宜仕立て直し（主幹の切り戻し）をするか。
ところで余談なんですが。⇧の写真撮ってたら背後から現れたうちのインスタ担当者が「そこの木、♡になってますよ」って教えてくれた。おお、これはこれは。そんな訳でパシャリ。