ゆあ 結愛

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結愛 ゆあ

作出:2011年/京成バラ園芸(武内俊介氏)
樹形:直立性ブッシュ(樹高1Mくらい)
花期:中咲・繰り返し
花径:中大輪
交配:実生×実生

 

絵に描かれるクラシックローズそのもののような顔だち。遠くからでも眼を惹く個性。細身で樹勢はおとなしめですが案外丈夫。国内品種なだけあって、鉢栽培にしたらオシャレなおうちの玄関先に感じよく収まってる画像しか浮かばないw花全体のフォルムが兎に角まぁるい大福(言い方!)もとい、マカロンで。きもちライラック寄りのミディアムピンクが一枚ずつ丁寧に、しかも少ぉ~しだけめくれて内側のライトピンクが細く覗く花型は特筆に値します。咲き進んでも花型は崩れません。アンティークなインテリア空間に切り花で一輪挿したら、多分気が遠くなると思う(はい?)
しかも強香種。作出者の武内氏によれば「ラズベリーとストロベリー、ダブルベリーのシュークリームのよう。香りは花の中にジャムやクリームが隠れているのではないかと思える濃密な甘さの、甘酸っぱい香り」だそうな。あぁ・・・・要するに『美味しそう♪』は正義!ってことなんだな(違う!?)
フロリバンダに分類されてますが樹姿はコンパクトなHTブッシュ。と言っても古い時代の、或いはティーローズの面影を残した・・・あー、もしかしたらラ フランスやマダムカロリンテストゥを彷彿とさせる御顔だから殊更そう感じるのかも。それと華奢な枝ぶりの風情がまた。

開花期に雨が続くと流石に咲き切れないことはありますが、それはなにもこの方ばかりじゃないし。たった一輪で勝負出来るバラなので、さほどの問題にする気はありませんww

 

【秋バラ】


ふむふむw

但しお迎えしてから数年経過にて2022秋、移植。なんでかっていうと・・・・そろそろこれが成木と考えた場合、ココで咲くにはちと荷が重いと判断。華奢なコはその華奢さこそを生かせる場所に。来期からはそういう場所で。