ラデュレ

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ラデュレ Ladurée

作出:2009年/ギヨー(仏)
樹形:横張性ブッシュ
花期:遅咲・返り咲き
花径:中大輪
備考:パリの老舗パティスリー「LADUREE」とのコラボレーションにて

 

ギヨーのバラって実は物凄い憧れがあって。うちにはこのラデュレとオロール ドゥ ジャックマリがいるんですが、ただ、どっちも初期生育の段階で手こずりまして(しかもフローランスデルアットルなんか原因不明の生育不良に陥ったし)新規にお迎えするにはどうしても二の足を踏んでしまいます。おそらく耐寒性が絡んでるんじゃないかと。実際メイアンにしろデルバールにしろフランスのバラって当地では結構ハズシます故。勿論ちゃんと育つものも多いですよ? もはや家族的な信頼で以って育てているフレンチローズも多数ありますし、当庭において最強健認定(!)されてる品種もフランス出だったりしますから。でも・・・・負け数もまた圧倒的なのは事実。見目麗しさに目が眩んでお迎えして、結果どんだけダメにしたか。。。だったら冬囲いすればいいって話だけど、少なくともイングリッシュローズを始めとするイギリスのバラとドイツのバラであれば、冬囲い無しでも充分にいけるんですよネ。。。(勿論その場合は寒冷地仕様の生育にはなりますが)ラデュレ Ladurée デルバール

とはいえ圧倒的なおしゃれ感と個性はフレンチローズの真髄。このラデュレもまた、特筆すべき色合いを魅せるバラ。画像でみるより茶系のコクがあって、アンティーク感が際立ってます。⇧⇩薄ピンクはオクタビアヒル。ラデュレ同様、強香の遅咲き品種です。

そんな訳で本来はシュラブに育つらしいですが、うちではブッシュ止まり。でもそれはそれとして割り切ってます。こうして生き残ってんだから多くを望まないです。ともかくあなたは私の希望の光なの! お願いこのまま無事に育ってぇ~!!!

ちなみに⇩は記録的暖冬だったが為に、ご機嫌でシーズンを迎えた年のベストショット。毎年こんな風に咲いてくんないかなあ・・・・でもそろそろ成木と言えるほどにはなってるし、期待したいところだったんですけど・・・・・・アッハッハハハ( ̄∇ ̄;)・・・ハ・・・ハァ~。。。2021年厳冬にて通常業務に戻った模様。うん・・・・いいの。いいのよ。。。あの冬を生き延びてくれただけでも十分感謝してるわ。。。。

 

【秋バラ】


とはいえこの方、案外毎年秋バラはいいのよね・・・ってことはおそらく、耐寒性は惜しいけど耐暑性には優れてるってコトなのかもしれないですね。。。