ティストウの庭でうまれたバラ

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素敵なネーミングを!と考えてるうちに『うちのコ』って呼び名がすっかり定着してしまった娘たち(笑)。零れ種からいつの間にか咲いてるのを発見&確保しましたww

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No1.
クリムゾンシャワーの実生。おそらくブラッシュランブラーとの自然交配。樹形&性質&花期はブラッシュランブラーとほぼ一緒なので。


はっきりいって美人ですよね(親バカ!)つぼみのピンクは咲き初めの花弁の先端にもホンノリ残ります。花弁はフリルに波立ち、花芯付近の旗弁がチャームポイント。系統も交配親も違うんですが、花容はアデレードドルレアンによく似てるみたい。違いは多分、うちのコのほうが花弁数が少なくてヒラヒラしてる。枝葉の感じはやっぱりまったく違うみたいですけど。

【追記!】もっとよく似た品種を発見。ザ・ガーランドというランブラー。こちらの場合はお顔立ちだけじゃなく樹の性質も似てるみたい。ってことは・・・・やっぱりこのコの父親はブラッシュランブラーの線が濃厚。つまりこのコはお爺ちゃん似ってことになります。

兎にも角にも、北側の壁面でガンガンにシュートをあげるこの逞しさ! さすがうちの庭のコだけあるわー、って妙な感心の仕方してます。
御伴はロザリュームウェーターセン ちなみに彼女は本来中咲ですが、北側壁のため花期が1週間以上ズレてる為ぎりぎりコラボってます。


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No2.
安曇野の実生・・・なんですが、花容やつるのあんばいは親御さんののぞみちゃん似ですね。お顔はバレリーナにも似てますが、全開で花弁と花弁の間に隙間が出来るので、もっと可憐な感じです。

立性のジューンベリーに引っ掛かってます

⇧の左側はピエールドロンサール。右端手前はセバスチャンクナイプ

 

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No3.
安曇野の実生。性質は親に準じます。

実は白の小輪一重のつるバラはずっと欲しかった。いくらでもありそうで、その実そうでもないんですよこれが。野ばらのようにみえて、ノイバラよりはアレな感じで(アレってなんだ)出来れば遅咲きで・・・・フラウホレ?淡雪?いやでも欲を言えば縦方向に・・・・あとはランブラー系の何かってことになるんだけど、でもシシングハーストじゃあるまいしあそこまで巨大化されてもねぇ~って感じで。なのでこのコを発見した時は歓喜しましたww 安曇野の実生なら、うちとしてはもう願ったり叶ったり。もちろん親子の違いがいずれ多少なりとも現れるかもしれませんが、おそらく想定の範囲内と思われます。
つぼみには薄紅を差していますが白一重。しかも少しフリルが入ってるのが一層私好み♪


足元の紫色のはシラン。但しこの場所からは2019年秋に移植しました。大栄転ww 移植先は⇩

・・・どこか分かります? 庭のご常連さま方ならお解りになるのかも。2020年のシーズンに華々しくお披露目される筈だったんですが、まさかまさかの展開で・・・・
で、答えは⇩


そう、ティストウの庭の中心部にあるローズドームへ。ココには以前ニュードーンがいたんですけど、いろいろ思うところがあって撤収。ご本人の性質によるものなので詳しくはそちらにて。
で、その後任となるべきバラを探している時、このコがはたと目に留まりまして。改めて考えてみればティストウの庭のセンタードームを飾るのに、このコほどふさわしいバラはいませんよね。もちろんその時はうちの長女と次女も候補に上りましたが、不動のお隣さんポールズスカーレットクライマーとの相性面が決定打となり、この3女が選ばれた訳です。


ちなみにこのドームを飾るメンバーはポールズスカーレットクライマーばかりではなく、


クレマのベティーコーニングとか


ジャックマニーアルバ⇧とか、ヤルテンスキーエチュード⇩とか


ハニーサックルのゴールドフレームとか


琴音とかジュビレ~とかただシンプルであるってコトにも価値があると思う。来期はどんな景色を魅せてくれるのか非常に楽しみにしています

 

 

 

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ところで、なんですが。このドーム周辺に植わってる宿根草部隊の草陰からひょっこり。

・・・・・こ、これは・・・・・状況証拠的に言って、というかこの御顔は間違いなくニュードーンJr.ですね。忘れ形見を置いてったのか。。。
とりあえずココにいられるといろいろマズイんで2022秋、移植。さてさて。