ヨーランド ダラゴン

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ヨーランドダラゴン Yolande d’Aragon

作出:1843年/フランス
樹形:シュラブ(樹高150㎝×横幅120㎝位)
花期:中咲・返り咲き
花径:中大輪
交配 :Belle de Trianonの実生
備考:ハイブリッドパーペチュアル

 

うちではずっとポールネイロンだと思ってたバラ(-_-;) お顔の画像だけじゃ気が付かなかったけど、ふとしたきっかけで「え…違うじゃん」って。
一体いつの時点で間違ったんだろう?首が短くて葉っぱの上にポテッと乗っかったような咲き方。いわゆる『座れば牡丹』って感じの咲き姿。これがポートランドローズの特徴だっていうのは覚えてて(⇩の淡ピンクがポートランド系のジャックカルチェ。風情が似てると思ったんでたまたま隣り合わせに植えてました。ちなみにジャックカルチェはその後、憎きカミキリムシに・・・( ノД`)…)なので私としては『このコの樹姿ってジャックカルチェに似てるんだよなぁ~。でもハイブリッドパーペチュアルな筈なんだよなぁ~』とかって漠然とは思ってたんです。
画像検索してもらえば解かるでしょうけど、お顔はポールネイロンとホント酷似しててですね(言い訳!)それでスペックを比較しようとしたんですけれども、どちらも【棘が少なく立性のシュラブで、香りが濃厚、オールドローズとしては大輪】・・・・ふへぇ゛(;´Д`)
でもとりあえず、ヨランドタラゴンの画像群のほうが『……うちの、こっちだ』って思いましたので。ちなみにポールネイロンは若干『立てば芍薬』な感じでした。
昔は十和田湖畔に花鳥渓谷ってトコロがあって、オールドローズの素晴らしいコレクションがあったんです。きっとそこに行けば現物確認出来たんでしょうけど・・・・ヨランドダラゴン Yolande d'Aragonともかくヨランドダラゴンは実際ポートランド系にも分類されることがあるらしいので、それっぽいのは納得できました。もちろん艶消しの葉っぱとか何処か無骨な枝振りとかはHPの特徴でもあるんですが。ヨランドダラゴン Yolande d'Aragonホント首が短い! このコといいジャックカルチェといい(ことによったらバロンジロードゥランも)花殻摘の時に鋏は必須です。普通は指の爪でプチプチ摘めるんだけど、この首の短さゆえに花首に爪が届かないんですよね・・・・ってそんなプチ情報、ドナタニ必要デスカ(笑)?

もちろん花は素敵なんだけど、この蕾のガクこそが、オールドローズの気品と威風かも。

ヨランドダラゴン Yolande d'Aragon⇧は以前の植栽風景。この後思い切って移植しました。なんでかっていうと、
この方、首が短いお陰で完全に上向きで咲くんです。雨が降っても決して俯かない。勿論それ自体は長所とも言える個性なのですが、その個性を持って胸丈以上のシュラブに咲くとなると、ちっとも顔が見えないということに。そこで移植先はデッキの真隣。そこならデッキの上から見下ろせるし、このバラの持ち味である棘の少なさや芳香も生かせるんじゃないかと。結構長く根付いた成株での移植だったので心配もしましたが、問題なかったです♪ 


まあ勿論、移植直後のシーズンなので何処となく心細そうな(…?)雰囲気もありますが、来季は元通りになれ・・・
なりすぎじゃ(笑)。もすこしフワッとさせる感じで剪定せねば。
それでも念願のデッキ上からパシャリ。お顔が見えて大変良き良き♪

そして⇩からは更にその翌年。ようやく本領ってトコロです。


へへ♪ 祝着至極ww

 

【秋バラ】


⇧ピント!  ⇩バケツ!踏み台! す、すみません・・・来期ちゃんと撮ります。。。