パルフェ タムール

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パルフェ タムール Parfait Amour

作出:2009年/イギリス
樹形:横張性シュラブ
花期:中咲
花径:小輪

 

即戦力を期待されて3年生苗で迎えられ、即時フロントガーデンに投入されたまでは良かったんだけど、いざ咲いてみたら「・・・中咲ぢゃんっ!」という、ご本人様にとってはとんだ言いがかりによって移植されたという、大変申し訳なかった経緯があります。  でもお陰で移植先では皆様からの賞賛を集めるバラとなりました。


まとまりのいいシュラブ樹形。花期が中咲であったことと考えあわせればハイブリッドムスク系統と捉えていいんじゃないかな。購入前は「ん~・・・でも安曇野にも似てるしヴァイオレットとかランブラー系の改良種かもしんないし、だったら遅咲きの可能性が高い・・・ハズ?」とかって思って、結局ハズした(笑)。ので、どなたかのご参考になれば。


ホント素晴らしい色! でも改めて考えてみると・・・・・初めからこのコが中咲と知っていたらお迎えはしてなかった。ということは、これもこれで幸せな出会いってヤツなんだろうなと思います。 


・・・ちなみにですが。なんで中咲じゃダメだったかっていうとですね。その時期そのエリアではラプソディインブルーが主役を張ってるんですよ。勿論同じような色でコーディネートさせるのも手法のひとつでしょうが、あの中咲風景の中にこのコが混ざるとなると・・・くどい! それよりもラプソディーが散ったあとの引き締め役が欲しかったのよ。。。

んでもとうとう見つけた。探し求めてたスペックの持ち主。詳細はそちらにて。但しそのコはフツーの大苗(2年生苗)だったから、庭を思い通りに彩れるまでにはそこから更に数年はかかるでしょう。やっぱ庭づくりに近道はないのか。。。。そういや以前観たTV番組でイギリスのイエローブック選定委員の方が、ご自分の庭を思い通りの姿にするまで「30年掛かったわ」と仰ってまして、ホントそうだよなーって思いました。プロ中のプロでも30年なんだから況ヤ素人ヲヤ。

 

【秋バラ】


色味によりコクがでますね。まだ若いのによう咲いておられます♪ 来期はもっと風景に馴染んだ画像がご用意出来るのではないかとw