某HCの無名ツルバラ2種

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記憶では確か『ミニチュア・クライミング』の、それぞれ(白)・(ピンク)とだけ記載されたタグで売られてたコたち。名前がないから素性のアタリもつけられないし、タグの顔写真もほぼほぼありきたりな感じだったので流石に当初は買う気まったくなかったんだけど。
売れ残って捨て値シールが貼られていた鉢に一輪だけ咲き残ってまして、素通りした瞬間「・・・・・・ん゛っ!?」と思いっきりな二度見。そして次の瞬間、掻っ攫うようにレジへと運んだのでした(笑)。

そういう訳ですのでうちではこのコたちを『コメリ1号』『コメリ2号』と仮名しております(をい…もう少しなんとか)

 

コメリ1号

樹形:大型・横張性シュラブ
花期:若干遅咲き・繰り返し
花径:小輪


売れ残りの大苗を夏頃に購入して翌年早速⇧⇩の姿って、ちょっと凄くね? もちろん生育旺盛なランブラー系なら有り得るでしょうが、このコ、ちゃんと四季咲きなんですよ。咲き始めから既に可愛い♪ んで咲き極まったら更にお見事☆彡当初はずっと欲しかったロイヤルエンブレムに酷似してると思ってたんです。が、そっちは小葉細枝で一季咲ということですから別モノみたいですね。でも私的にはこっちで大満足! 無名であったことがもどかしく感じてしまうぐらい素晴らしい品種だと思います。もしかしたらなんらかの大人の事情で銘を名乗れないバラなのかもしれません。庭デビューさせた年の秋、このコのポテンシャルの高さを最大限生かせるようなスペースに再度移植。それが⇩


ね? うちが得意な『ご本人さま次第』仕立てw ちなみに三角塔に巻き付き始めてるのはヴァイオレット。その手前の紫はパルフェタムール。このエリアはこの御三方をお迎えしてから漸くそれっぽくなってきました。やっぱ庭はシュラブが決まれば絵になり始めますね。
そんで⇧の翌年が⇩ 


そして⇩からはすっかり堂に入った咲きっぷりの2023以降   

 

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コメリ2号

樹形:横張性シュラブ
花期:中咲き・繰り返し
花径:小輪(1号よりひとまわり程大きいです)

1号ほど旺盛ではないです。とはいえ大変健やかで標準以上の生育状況。

なんだこの可愛さ・・・・・・苗に付いてたタグはバレリーナ安曇野の画像(しかも1輪アップの顔写真)を流用したようなのだったんだけど、全然違うじゃん!そして全然ステキじゃん! しかも大変いい感じのシュラブ樹形を形成。庭に欲しいのは結局こういうバラなのよ