アウグスタ ルイーゼ Augusta Luise
作出:1999年/タンタウ(独)
樹形:半直立性ブッシュ(高さ100~120㎝位)
花期:中咲・繰り返し
花径:大輪
備考:文豪ゲーテの文通相手の御婦人のお名前 枝変わり品種『コンテッサ』は色違い。
アイキャッチ能力トップクラス! ブッシュローズとはこうあるべき!という見本。咲きながらみるみると盛り上がっていって(…?)最終的には巨大輪になる。瞠目必死。
ほら・・・小学校のお楽しみ会とかの薄紙のお花。あれなw
⇧隣はコバノズイナ ⇩背景の同色系小輪はコーネリア。白いのはロサオドラータ。
決して花首が弱い訳じゃないけど、流石にこの形状で上向きに咲いてると雨に項垂れ気味にはなります。
⇧の感じになっちゃったら、花殻摘んでリセット⇩
おっけ。いけるいけるw
ちなみに⇧後ろとか⇩の隣にいる変なのは植えっ放しの球根花アリウム ‘シクラム’ 数株いるんだけど、毎年何本かは倒れ伏れふしてる。全勝したことは未だない。そこがまたいい(笑)。
色合いのイメージ通りのピーチとかアプリコットとかそういうフルーティーな強香。すごく分かりやすいのでお客様にもよく嗅いでもらってます(笑)。
⇧は他に、クレアルネッサンス、コーネリア、サラバンフリート。
同じエリアを反対方向から写したのが⇩
⇧の満開のエゴの木からしな垂れてるのはロサオドラータ。黒葉はロサグラウカ。
繰り返し咲きですが、花は相当小さくなりますね。多めにたっぷり追肥すれば違うかもしれませんが、この方の場合夏バテもするみたいなんで、あんまり余計なコトしたくない。。。
夏バテというのは、盛夏に葉っぱが黄色くなって落ちるヤツ。涼しくなると何事もなかったかのように元気になりますケド。ついでに以前は多少黒点病に罹り易かったかも。最近は株が大人になって耐候性を得た為か、もしくは単に気候のせいか、それらも見られず極めて健やかですww
奥の白いのは棘ナシ野いばら。大型にはなりますが庭植えすると、これはこれで凄くイイ♪
耐寒性に関しては・・・・ん~・・・・2021年酷冬越えの春はケッコーなダメージがありました。⇧良く咲いてるようには見えますが、かなり樹高がおちびちゃん(笑)。並のHT程度とお考え下されば。なのでうちより寒い地域での栽培では防寒対策をおススメします。
ちなみに⇩もおチビちゃんの時。手前の宿根草の草丈から御推察を。たまにこんくらいになるってことです。
ともかくそんな訳なので、おそらく暖地ではもっと樹高を出せるタイプなんじゃないかなとは思ってます・・・って、でも暑がりだしな・・・・・どっちもどっちかw
【秋バラ】
一番花時とは違って落ち着いたマットな色質。これもこれでいいですね。御伴の赤い実はアロニア。
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コンテッサ Comtessa
作出2006年/タンタウ
枝変わりなので花形&樹形&生育はほぼ同じ。でも実際は、花のサイズ感が幾分小さい気がします。なんかこう・・・アウグスタルイーゼ特有の、咲きながらみるみると大きく湧き溢れてくるような迫力?伸びやかさみたいなものがあまり感じられないからかも。華やかさより、全体的にカチッとお行儀のいい雰囲気です。
だからあれだ。アウグスタルイーゼの色違いとしてお迎えしたから余計なバイアスがかかっちゃっただけで、コンテッサはコンテッサとして視なきゃいけなかったんだな。。。。
パーティー会場に伯爵夫人がやってくると聞いて、すわ!煌びやかなドレスを贅沢に纏った貴婦人が華やかに御登場!とか思ってたら、パステルツイードのタイトスーツを品よく着こなした御婦人が慎ましやかに微笑んでた・・・・・みたいな(伝われー!)