トラディスカント

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トラディスカント Tradescant

作出:1993年/オースチン(英)
樹形:横張性シュラブ
花期:中咲・繰り返し
花径:中輪
交配:Prospero × (Charles Austin × Gloire de Ducher)

 

うちのは申し訳ないことにちょい日陰に入ってまして、生育自体はこの品種本来のものとは思えないんですが、それでも毎年健気によい花を魅せてくれます。棘は多めで、枝振りはかなり奔放タイプ。でも充分な日照を得られる環境ならもう少し茂って、シュラブとして塩梅好くまとまるのかもしれない・・・とは感じてます。


⇧⇩お顔だけみるなら大輪っぽいかもしれませんが、中輪です。なので『どうだっ!俺様は赤薔薇だぜ!』感がなくて◎ まぁ勿論そういうバラの良さもあるんですが、トラディスカントは他の植物たちと美しく響きあってこそのイングリッシュローズ。細身のシュラブ樹姿で品よく庭に溶け込みます。

トラディスカント Tradescant イングリッシュローズ深紅に咲いてブルーイングします。そこがまたいいんだ♪ 香りも濃厚系。トラディスカント Tradescant イングリッシュローズ花保ちがやたら良いのが特徴で、ブルーイングして⇧の状態になっても、いつまでもずーーーっとそのまんまでいる。だから、うっかり枯れてるのにさえ気が付かない時がある。っていうか⇧のだって既に摘み頃かもしれないぐらい。しおれて枯れる前に綺麗なままサラッと散ってくれるコも助かるけど、こうやって気配消して黙って待っててくれるコもすごく助かる(笑)。