レッド レオナルド ダ ビンチ

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レッド レオナルド ダ ビンチ Red Leonardo da Vinci

作出:2005年/メイアン(仏)
樹形:半横張性シュラブ
花期:若干遅咲・繰り返し
花径:中輪
交配:Rote Max Graf × Cassandre × Bonica’82
備考:ピンクのレオナルドダビンチは色違い(枝変わり)ではなく別品種だそうな

 

レッドとは言っても真っ赤というより、ローズ味のある紅・・・クリムゾンかな。花型はカップのロゼッタ。アンティーク風ど真ん中ですww

大変花保ちがよく、花期も大満足に長い。繰り返し咲き性も◎ 葉っぱも見るからに健康そうでピッカピカ。初期生育が遅いタイプだったのか、耐候性を得たのか、はたまた移植先がお気に召したのか。栽培数年を経て真価を発揮しています♪ 2021年の酷冬越えも問題ナシ!(って追記があります!事情は最下部にて)

ちなみに⇩は移植前(まだ若株だった頃) 奥のクレマはナデツタ。それからアグロステンマと手前のボケボケな穂がキョウカノコの蕾。 花だけみればコーディネート出来てるようにも見えますが、このバラの樹形的には窮屈そうだったので。レッド レオナルド ダ ビンチ Red Leonardo da Vinci
それで移植後が⇩ 思う存分、のびのび好きなように育ちなさいって場所を確保。バラと庭主、お互いウィンウィンなお引越しが出来たので祝着至極♪


⇧の白いのはオルレア、青いのはアンチューサ ⇩の列植はラムズイヤー

【秋バラ】


い~っ咲きっぷりだww 素晴らしい!
⇧⇩白バラはサマーメモリーズ  シュラブローズばんざいっ!


何が、って訳じゃないけど・・・・秋っぽくね(笑)? 秋は風情が大事ですw

 

【耐寒性について】

序盤でお話した通り、このバラは2021年の厳冬越えを問題なく果たしています。なのでハーディネスゾーンナンバー7aまでなら立証済み、体感的にはそれよりもっと寒い地域でも露地栽培出来るくらいの余裕がある気がしました。
但し。
開花前1カ月の気候が極端に寒い場合、或いはキツイ遅霜が降りるような地域では一番花がひしゃげる可能性があります。実際そういうきらいのある品種って時々いるんですよね。これはうちで言うところの耐寒性(=株本体が露地で冬越し出来るか否か)とはまた別の話。
兎も角2022年のコヤツが、まぁ、モノの見事にそんな感じでイジケあがりまして。⇧⇩
全体でみれば若干咲いてる感じもしなくもないんですが全然美しくないでしょ。花弁が強張ったように極端に委縮してしまって、結局最後までこれ以上には開けなかった。これだけ見ると肥料過多とか薬害とかを疑いたくなりますけれど、違います、ひとえにお天気のせい。だから大丈夫。貴女は何も悪くない(笑)。


まぁ、花がイジケあがったとはいえ、株全体で見れば美しいシュラブとしての景観的な役割はちゃんと果たしてくれた訳だし、庭主的にはムダな大騒ぎするのも疲れるだけなので。
それにこういう不完全燃焼の春を越えた年は、秋にえてして大盤振る舞いしてくれんのよね。

・・・ほらね(笑)。