さて、ここからが春本番。ソメイヨシノが散って、りんごの花や八重桜の頃。
庭の中心にある【枝垂れ実海棠】とアトリエの正面にある【アルプス乙女】が咲くと、庭は一気に春爛漫となります。
【枝垂れ実海棠】秋には姫りんご位の真っ赤な実が鈴なりです。
【アルプス乙女】紅玉やフジの受粉樹にもされる花つきのよいリンゴ。
姫リンゴより少し大きめの実がなります。自家結実し、味も良いです♪
そして主役のチューリップ。春はやっぱりキャンディーカラーが可愛い!
イングリッシュガーデン大定番。【バレリーナ】
小ぶりの八重水仙は【エルリッチャー】
これも定番、ピンク×白の【ダイナスティ】 赤いのは・・・とりあえず間違いなく、定番(笑)。
【ホーランドチック】言うまでもなく銘花。超のつく美人さん。
【スプリング・グリーン】
そして文句ナシに一番人気【アンジェリケ】シスターズ! とにかく『やあっ、めんこいっ☆』の一言。姉妹品種だけあって花期が揃うので、混植するとグラデーションの妙技が楽しめます。
で、あと数日するとここに水色のシラーが絡んできます。そして賑やかなアンジェリケが先に咲き終わってシンと静り返った瞬間、次シーズンの主役・白牡丹が登場! ・・・という展開。
一応、↓の【マウントタコマ】はシスターズではないみたいだけど、花期も花姿も一緒です。
チューリップってお天気が良すぎると『バケラッタ(うちではそう言ってます…なんとなく伝わりますよね(笑)?』するのが難なんですけど、八重咲きのは開き切っても綺麗なのでGOODです。
しっかし、なんかもうチューリップに見えないなw
それで八重咲きチューリップの極めつけは、これ↓
八重咲きの大輪で、ツートンカラー、しかもエッジに超シャギー、って・・・盛り過ぎです(笑)。【クイーンズ・ランド】こんな『お嬢!』でさえ植えっ放し。
とはいえ私はコレクターではないので、チューリップの品種は、他は殆ど覚えてませんし、どんなに綺麗でも『一球○千円』なんていう希少種に手は出しません(笑)。
あくまで春の庭景色をより美しく彩りたいが為なので、有名無名はどっちでもいいのです。
逆に物凄くこだわるのは、その品種の開花時期。何種類か取り混ぜて植える時、早い遅いで咲き継がせたいのか、色合いを楽しむ為に同時に咲いてもらいたいのか・・・・しかも他の草花とのかねあいだってあるし。それが悩みドコロで、面白いトコロ。勘の利かせドコロでもあります。
ギリギリのタイミングですれ違う【バレリーナ】と、この庭を造り始めるずっと前から我が家で野生化している【シラー】それから【口紅水仙】。ホンの数日前までバレリーナのお供は、シラーでは無く黄色い水仙でした。来年はここにもう一種類くらい、別のチューリップもプラスしてみようかな、と思ってます。そうすればまた彩りがまた変わるでしょうね♪
ちなみに画像奥の白い花木は【利休梅】です。