天候や撮影タイミングによってさまざまな表情を魅せる牡丹を品種ごとに。
実際、バラの場合は至るところに『美しいローズガーデン』画像が転がってるのに対して、牡丹の場合は『牡丹の咲く庭景色』画像なんてあまり見かけませんので・・・・何かのご参考になればと。
※紫系の牡丹はピオニーガーデン1へ
※桃色系の牡丹はピオニーガーデン2へ
◆白系
【富士の峰】
【白鳥】
【連鶴】
【島根白雁】
【紀子の舞】
【貴婦人】
【白王獅子】
名は大仰だけど花は清楚で可憐な中輪。但し・・・⇩の画像中には【白神】が混ざってる可能性アリ(笑)。見極めは私にとって難易度高すぎなので。
【白神】
【鳳輦】
【新扶桑司】か【村松の雪】・・・・すみません、どっちかなハズ。。。
【花真珠】
で、これは白系に入れるべきか否か非常に迷ったのですが、
【天衣】
正確には白に極めて近い淡い桜色。個人的には⇧の【花真珠】と雰囲気が非常によく似てると感じていて、あちらはほのかに桜色を感じる柔らかな白。
どちらにしろ私にとっては花色も花容もドストライク(笑)。若干遅咲き。
◆赤もしくは黒系
【島津紅】真紅とはこれだ!と言わんばかりな。大輪種。
【花王】 こちらも巨大輪。力強く真紅。
手前の竹支柱はクレマのダイアナさん用。和テイストも好きなので結構多用してます。
【皇嘉門】
こちらは厳密にいうと黒系とされる、ドスの効いた深紅。右端奥に写ってる赤牡丹と見比べるとナルホド。
これも黒系の・・・【ブラックパイレーツ】だったような。しかも今年は撮り時をちょい逃してるし。
【芳紀】 一方こちらは今年漸く庭映えしてきました♪ 牡丹は時間がかかります。
【緋扇】
【島錦】
小ぶりな中輪花。紅白の絞りが特徴。赤牡丹【太陽】の枝変わりだそうで、元品種と同じ赤一色で咲く枝と、白地に赤の絞りが入る枝が混在します。なので幹数自体が少ない若株の時はどっちかの色に偏りやすいかも。
⇩の奥は祭花笠(紫系)
◆黄色系
【黄冠】
一際目を惹く遅咲き品種。冴えたレモンイエロー。結構奔放に育つタイプみたい。
【ハイヌーン】
お花の顔写真だけを見比べても前述の【黄冠】との差異は伝わらないでしょうが、最も顕著な相違点はこの樹姿。まるで大きなソファーにゆったりと座したような美しいシュラブを形成し、小ぶりな中輪花を株全体でバランスよく咲かせます。豪華絢爛な牡丹園よりも、自然体の庭にこそあるべき御方かと。花期は【黄冠】と同じ遅咲き。
いかがだったでしょう? バラだけが庭の主役じゃないって伝わりました?
とはいえ『花の命は短くて・・・』を地でいくような百花王。満開の牡丹園あるいは最高のピオニーガーデンを愛でようとするなら、牡丹の樹の真ん前に平伏して御到着をお待ちするくらいじゃないと間に合わないかも(笑)。しかも今年のように開花直後に雨に降られちゃうとサ・・・・来年は傘でも差そうかと本気で考える今日この頃・・・・ってもやっぱムリか(^_^;)。
ともかくそういう訳で今年の牡丹は終わってしまいましたが、間髪入れずに芍薬類の開花が始まりました! それらはピオニーガーデン4でご紹介する予定ですのでお楽しみに~♪(ってか、お近くでしたら是非見にいらしてくださいましなww)
【ティストウの庭】9:00~18:00
5月の入園料:お一人様 ¥300(小学生以下無料)
★5~7月は予約ナシでも入園出来ます。(マスク着用・飲み物の持ち込み可)
但し、近隣のコロナ状況をうかがいつつの開園ですので、突然の閉園・変更等がありえます。また、閉園しないまでもバラの最盛期には入園人数を制限する可能性があります。ご来訪の御予定があれば予めお電話頂けると幸いです。
★なお、ティールームの営業は未定。ハンドメイド雑貨ショップは要予約です。
御予約&お問い合せ TEL 090-9634-1759 天野ちと
※ご散策時のご注意
・少人数(4名まで)または1家族でのご散策を。
・感染予防マナー等はくれぐれもお守り下さい。入園時の体調はもちろんですが、直前2週間以内に発熱等があった方や、症状はなくとも感染している可能性が高い方、あるいは特に蔓延している地域からの御来園はどうか御遠慮下さいませ。