コスモス

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コスモス Kosmos

作出:2006年/コルデス(独)
樹形:シュラブ(観察中)
花期:遅咲・繰り返し
花径:大輪
備考:『宇宙』の意。余談ですが秋桜のコスモスも確か宇宙由来。葉っぱが曼荼羅(=宇宙)みたいだから・・・・・ってどーでもいいですよね(;^_^A

 

大器晩成。生育は非常にゆっくり。樹勢自体はとっても強健ですが、花付がもの凄く良くて大輪で、しかも四季咲き性が強いので樹高を出してる暇がないって感じ。なので株の纏まりは抜群によく、秋になっても姿が乱れない特異なコ。そして年々少しずつ確実にボリュームアップしています。
花容はグラマラス。アンティーク系大輪白バラは数々ありますが、中でもこの方の特徴はしっかりとしたフリル弁。儚げ、ではなく、少し厚地の絹織物でフレアを贅沢に利かせた大人のドレス・・・って伝わる?
って、そーだ。ホワイトローズ閑話に他との比較画像があります。ご参考までに。

コスモス Kosmos コルデス バラ Kordes
⇧の時点で4年目(…くらいだったと思う…)樹高は1Mにちょい足りない程度。ただ、花が俯いて咲くタイプなので身丈程度には仕立てたい品種でもあります。実際大きくはなるそうですし。焦れそうになりますが、そこはグッと堪えて。このテのタイプはそれにそぐわしい成木に育つと圧倒的に優雅なので、気長にじっくり育てましょう。
そして5年以上経った今は⇧⇩な感じ。これで樹高120くらい? あー・・・でももう一声!

庭はインスタントに作れない。時をかけることの大切さ。

そして栽培6年目が⇧。 普通なら流石にここらで成株と見做していい頃合いだったんだけど・・・ここにきてやっとこホンキを出してきた(笑)。来期はおそらくこのふたまわり位大きくなってると思う。

 

【秋バラ】


・・・フツーさ。シュラブの秋バラったら、ビュンビュン伸びた半ツルの先っぽに咲いて風に揺れる奔放な姿を思い浮かべるじゃん。ところがこの方はさ、こんな風にこんもりシュラブのまま乱れ知らずに咲いてるんだよね・・・・ちょっと驚く。⇩はフロックスが残ってるからまだ9月中頃だとは思うんだけど、分かります? 初夏の頃と殆ど変わってないように見えるでしょ。
しかも休眠に入るのがうちの庭の中でもダントツに遅い。これ・・・・暖地栽培してたら一冬寝ないんじゃないの?って全然カンケーないのに首を傾げてる(笑)。あれか。葉っぱ毟って強制的に寝かしつけるってヤツか。それもそれで大変だろうな・・・・