ホットココア Hot Cocoa
作出：2002年/アメリカ
樹形：ブッシュ
花期：若干遅咲き・繰り返し
花径：中大輪
交配： (Playboy × Altissimo) × Livin’ Easy
良き色です♪ シーズン最初の開花はチョコレート寄りの朱赤。わりと艶やかな色質だと認識してるのは・・・・・当庭での満開時に、だいたい梅雨入りするせいかもしれない(笑)。
ガーデン内でよく目を惹きます。よく間違われるブラックティーとの違いは、あちら様はＨＴなので大輪で基本は一枝に一輪。ホットココアはＦＬなので中輪の房咲。
株自体は手頃なサイズのブッシュです。フロリバンダとして剪定しとけばオッケー。
余談になるかもしれませんが、このホットココア、確かウィークスローゼス社の太幹接ぎ木苗で買ったんですよね。他にも何品種かはそれですが。
購入時は確かに「おぉ！デカいな！」って思いましたケド、だからといってその後の生育が特別だったって覚えはまったくないです。もしかしたら植えつけ一年目は一般的な接ぎ木苗よりも多めに花を咲かせてたのかもしれませんが、その後はまったく変わりません。
要するに、敢えて同社の太幹接ぎ木苗で買わなければならないメリットは感じないけれど、だからといってあえて避ける必要もない、ってことです。ほら、輸入苗って、いろいろあるじゃないですか。なのでご参考までに。
※一般的にアメリカ苗の台木はドクターヒューイらしいですね。同社の太幹台木の正体がそれなのかどうかまではちょっと分かりませんが。
うちが敬遠してる輸入苗っていうのはヨーロッパ苗のこと。もっと言えば台木がラクサ。もちろんラクサ根で上手く育ってるコはうちにもいますが・・・経験上、今では『出来る限り避けたい！』というのが本心。根っこ由来の生育不良はどうやったって取り返せないし、ラクサ根はその性質から移植を嫌うみたいで・・・・なので国産苗（ノイバラ台木）のほうが諸処安心なんです。特に通販で購入する時は、「うちの苗はこんないい根っこなんだぜェ～！」ってハッキリ表明なさってる専門業者さまの苗は、実際良いです(笑)。そもそも自社苗に自信がなければ根っこの話なんてしないでしょうからねww
夏バラは、かなりあっけらかんとしたダイダイ色。開花準備期間中に暑いと大体⇧な感じ。
【秋バラ】
ココアがかった桃色で、花弁のマットな質感がアンティーク風。秋バラの色合いの変化を語るのに引き合いに出されることの多いブラックティーとも同タイプの変化。大変麗しうていらっしゃる♪