マイナーフェアー Mainaufeuer
作出：1990年/コルデス（独）
樹形：横張性シュラブ（樹高70㎝以下）
花期：遅咲・繰り返し
花径：中輪
交配：White Max Graf × Walzertraum
目が覚めるような真紅。遠目にもハッキリ目立ちます。他のバラが育たない悪条件の場所にあってもへっちゃらなコ。耐陰性・耐寒性・耐病性抜群の最強健品種のひとつ。
って、但し耐病性に関しては、最近とみに大変厳しいレベルが要求されてるようで（AARSとかADRとか）その世界基準からは外されたらしいんですが。でもすごく強いことは間違いないですよ？ 「完全無農薬で、かつ、黒星は年間一粒たりとも許さないっ！」っていうのじゃなければまったく問題ナシ。うちは私自身が「風邪はひいたらひいたで、チャッチャと薬飲めばいいだけじゃん」ってタイプなもんで、そこまではちょっと。
四季咲き性も高く、重役出勤ですがその後は絶え間なくパッカパッカ咲いてますww 
⇧のクレマはプリンス チャールズ。傍のチョコベリーに絡まってコラボ中。
で、そのクレマが盛りを過ぎた頃にはチョコベリーが黒く色づいて御相伴⇩ 樹木の根〆に配しても問題ないほど強健なこのバラだからこそ出来る力技(笑)。
しなやかな枝が地面に対して45°以下の角度で放射状に60～70㎝程伸びて房咲の花を咲かせます。開花期は更に枝がしなり地面を覆うような茂みとなります。軽く誘引する程度なら難なく出来そうですし（鋭い棘は多いですが）植栽場所によっては自然樹形で懸崖仕立てに出来るかも。うちの庭では特にこれといった仕立てもせずに冬季剪定のみでほっといてるので、直径100㎝程度のグラウンドカバーローズです。 
って言っても他のグラウンドカバープランツのように完全に地面を緑で覆い尽くすって程でもない。中にはそんな感じにモッサモッサ茂るバラもあるけど、マイナー～の場合はそうじゃなくて・・・言うなれば好き勝手にのたうって咲く感じ。当然花期に雨が降ったりすると平伏して折角の花が泥まみれになるなんてこともザラ。なのでうちではアルケミラモリスやらクリスマスローズやらの比較的シッカリした葉物をセットアップにしています。マイナー～が思いっきりダイブしても受け止めてくれる安心クッションとして。（ちなみに葉物と言ってもホスタはおススメしない。ホスタの葉っぱって、散ったバラの花弁が非常にくっつきやすくてしかも剝がれにくいの。なのでうちではバラの足元にホスタを植えるコトは極力避けてます・・・・とか言ってて上部にそんな画像がありますけどね(笑)。
・・・・ありゃ？
⇧、何がどーなったか解ります？ 右下部の小さなシュラブがマイナー本体なんですけれども、四方八方に伸びてた一枝が隣のコーネリアにたまたま挟まった状態で咲いてる状態。どっちのシュラブもモリモリしてんので私も咲くまで気が付かなかっただよ・・・・
でもまぁ、この程度は枝が伸びるってことで御理解下されw 支えがなければ間違いなくそこらへんにのたうってる枝。
【秋バラ】
秋も秋とて通常運転w