マスケラード

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マスケラード Masquerade

作出:1985年/メイアン
樹形:横張性ブッシュ(樹高120㎝くらい)
花径:小中輪・繰り返し
交配:Goldilocks × Holiday
備考:『仮面舞踏会』の意

 

咲き始めから咲き終わりまでの色移りが楽しい品種。小さめの軽やかな花が色とりどりに咲き乱れる光景はホントお祭りみたい。四季咲き性も強く、ショッチュウ咲いてるイメージ。
マスケラード マスカレード Masquerade
分類としてはブッシュのフロリバンダですが、四方八方にまんべんなく伸びた枝先で株全体がふわあ!と咲くので、かろやかなシュラブローズっぽい雰囲気になります。
黄色に咲いて外弁からピンクを滲ませ、最終的には真紅になる。マスケラード マスカレード Masquerade

マスケラード マスカレード Masquerade

マスケラード マスカレード Masquerade
背景にカクテルが写ってます。このテの品種は一世を風靡しただけあって、独特の雰囲気があります。溌剌とした・・・もしくは昭和ノスタルジー? 確固たる個性があるだけに、ガーデンデザイン的には場所やパートナーを選びますが、ハマれば確実に真価を発揮します。マスケラード マスカレード Masquerade
⇧の奥はアメリカテマリシモツケ ‘ディアボロ’ 。左手前はエレムレス。マスケラード マスカレード Masquerade

耐寒性について
うちの庭ではそもそもに耐寒性が足りない品種の場合、生き残っておりません。
なので古い時代のフレンチローズとはいえ、マスケラードがそこそこの耐寒性を有していることは確かだと思います。けれど数年に一度あるような酷冬越えの春は、流石に大変厳しい状態でした。カクテルと同程度のダメージ。なのでティストウの庭では珍しい『冬囲い組』として認定。

 

【秋バラ】


上記の厳冬越えで、ほぼほぼゲンコツした年の秋。それでもその後は奮起してくれて⇧の状態に回復。
ちなみにその翌年は(冬囲いしました)無事通常運転の春⇩