アロハ

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アロハ Aloha

作出:1949年/アメリカ
樹形:大型シュラブ(樹高160㎝以下に収めたい・・・)
花期:中咲・繰り返し
花径:大輪
交配 :Mercedes Gallart × New Dawn
備考:初期のイングリッシュローズの交配親となった品種のひとつ。

 

シュラブにカテゴライズしましたが、樹姿は巨大な花束型の大型ブッシュ。うちでは基本として、支柱が必要になったら腰高と考えているので、2,3年に一度はガッツリ切り戻して仕立て直しします。それだけしとけば、あとは自分でちゃんと立ってます。
だから⇧⇩くらいの樹高になったら冬季剪定で容赦なく腰丈以下まで。
大丈夫、芽は出ます! ・・・まぁ確かに今でもやる時はかなりドキドキしますが(笑)。
ただその場合、一時的に樹の供給バランスが崩れるのか、一番花の形が崩れることがあります。でも2番花あたりから調子を取り戻します。

バラ アロハ Aloha一般にはツルバラ扱いらしいですが、寒冷地では惚れ惚れする程まとまりのよい大型ブッシュ。私にとっては『ツルバラだが、寒冷地では大型のブッシュになるという表現の意味を正しく体感させてくれた品種であり、芽のない主幹を切り戻してもバラ本人が良きに計らってちゃんと芽吹くことを最初に教えてくれた師匠的な御方(笑)。バラ アロハ Aloha 


⇧二株あるように写ってますが一株です。樹のあんばいによって毎年微妙に姿が違います。

あー・・・・・⇧⇩同じショットですが数年のタイムラグ。お気付きになりました?
安曇野。そして更に進化すると

コラボ。木製アーチに誘引してたシュートを2,3本こっちに振り分けてみました。


ふふん♪ いいぞいいぞww

やっぱさぁ、いくら圧倒的な主役花であっても単体より互いに響きあう関係のほうが絶対に美しいということを改めて感じる今日この頃なのでした。。。


おまけになりますがピンクのバラがより映えるよう、木製アーチを白く塗ってみたりw 庭仕事っていうよりこうなると庭遊びですね。          
それにしてもこうしてみると同じバラだってゆーのがやっぱ不思議だワ・・・ って、まぁそれは兎も角アロハの花容はというと、花弁裏が濃いタイプなこともあって咲き初めはかっちりとした正統派のHTっぽいです。が、開花が進むにつれてゆったりと絶妙に乱れたロゼットを覗かせます。色合いについては私がここで言葉を尽くすより画像を見て頂いたほうが手っ取り早いので割愛。強香で花保ちもよく、そしてステムも長いので本来は切り花にも向くのでしょうが・・・但し棘がさ(笑)。

バラ アロハ Aloha雨が降ってもなんの問題もないです。信頼してます!

バラ アロハ Aloha⇩の右奥・薄桃色の何かは、つる桜霞のオベリスクバラ アロハ Aloha

バラ アロハ Aloha
「・・・誰?」ってくらいに小さく咲いてるけどアロハ。これは2番花だか咲き終わりだかですが、夏花になるとこんな感じかな。まぁ、これもこれで可愛いっちゃあ可愛いです。でもこうしてみると、お子さんのアブラハムダービーに面影があるの解りやすいですよね。

 

【秋バラ】


秋らしい余裕を感じます。実力の証しっていうか。

来期も宜しくお願いしまーーーすっ!