セント セシリア

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セント セシリア St.Cecilia

作出:1987年/オースチン(英)
樹形:半横張性シュラブ(樹高130×幅140㎝位)
花期:中咲・繰り返し
花径:中大輪
交配親:Wife of Bath×Wife of Bath
備考:大人の事情で販売停止

 

毎年素敵な新品種が登場する現状で、こういうバラが消えていくのは淋しいですね。まぁ市場から消えるだけで世界中の庭で長く愛され続けるバラであることは確かですけど。私にとっては・・・・身内のウエディングブーケに使ったメモリアルローズww


⇧⇩繊細な色味なので、開花直前の天候(日照時間&気温等)によって影響されます。毎年同じには決してならない。そしてこのテのタイプは秋バラの表情も楽しみ。

品種選びの際はもちろん⇧の写真から解るような花容&花色も大事ですが、庭づくりする上ではそれよりも樹の姿やその性質のほうが重要。たとえツルバラとして誘引するにしても、自然樹形でどう育つバラなのか知っていればパフォーマンスは格段によくなりますから。出来うる限り自然体でいられる関係が、お互い幸せなんじゃないかと思います。


自然樹形で、標準的かつ理想的に育つシュラブローズ。しかも俯いて咲くので個人的には文句ナシ! 大変お美しくていらっしゃるwそれから忘れてならないのがイングリッシュローズ特有の濃いミルラ香。すごく解かり易い。

・・・・って、私、ほんとのミルラって嗅いだことないのよね。なので私にとっては中華料理の八角なんだけど(笑)。ティー香が外へ向かって放たれていく感じなのに対して、ミルラ香は内に籠るような感じ。或いはダマスク香がヨーロッパ的な華やかさを感じさせるのに対して、ミルラ香はオリエンタルな密やかさ・・・・・・・って思ってたら、うちのエステティシャンが「・・・キュウリ。」って言ってた(笑)。香りの捉え方って人それぞれだなぁ~。


⇧主演 ⇩共演

⇧は二番花・・・というより背景にビンゴがいるから一番花の咲き残りでしょうね。


⇧⇩背景の濃ピンクはアンジェラの特大シュラブ。左端はフィンブリアータの立性シュラブ

 

【秋バラ】

あ、丁度⇧⇩同じショットだわ。

まぁ、ハイシーズンに比べちゃうとなんだか粗野な感じもしますが、でも秋はこれが良いのよ♪ ほら、近寄ってみ?


ね♪

裏側からもパシャリ。庭の空気感が伝われば。