フリュイテ

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フリュイテ Fruite

作出:1949年/メイアン
樹形:小型ブッシュ(FL・樹高70㎝以下)
花期:若干早咲・繰り返し
花径:中輪

 

随分ちっちゃいですが当地ではこれが精一杯。二株あって二株ともなので間違いないです。でもいっそコンパクトなパティオローズと見做せば、丈夫で育てやすいコ。但し何しろ身丈がないので庭で草花と混植するなら注意が必要。植栽スペースの手前であるべきなのはもちろんですが、午前中の日照を確保できるよう、特に東南側のお隣さんには充分気をつけたほうが宜しいかと。
⇧の白穂はアワモリショウマ・奥の明るい赤紫はシラン。
⇩の青穂はベロニカ ‘ブルー ファウンテン’  遠景の黄色いのはゴールドバニーフリュイテ Fruite
早咲きで回転も早く、ショッチュウ咲いてるイメージ。最近の品種のなかには中々ない色ですけど、ビタミンカラーと捉えれば、かなりな美花ですヨ。フリュイテ Fruite

⇧は二番花。エキナセアは高性だけど、葉っぱがあまり茂らず花期に立ち上がる程度だから、コンパクトなバラの傍に植えても左程怖くない。まあ念のため、フリュイテの北側隣にはしてますが。

⇧⇩追加でリナリア ‘ブルガリス’ 投入。うむうむ♪  思った通りに良うお似合いww

耐寒性について
うちの庭ではそもそもに耐寒性が足りない品種の場合、生き残っておりません。
なので古い時代のフレンチローズ(しかもパティオなお姿で)とはいえ、フリュイテがそこそこの耐寒性を有していることは確かだと思います。けれど数年に一度あるような酷冬越えの春は、流石に大変厳しい状態でした。並べた2株共がカクテルと同程度のダメージ(但しこのコの場合そもそもちっちゃかったから殆どゲンコツ)詳細はそちらをご参考になさって下さい。で、片っぽは何とか秋までにそれなり機嫌を直してましたが、もう片っぽは・・・・・うぅ~~ん・・・・今度の冬を越せるかどうかは微妙。一応ティストウの庭では珍しい『冬囲い組』として認定されたんで共々生き延びて下さればいいんですけれども。