ゴールド バニー(木立&つる)

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ゴールド バニー Gold Bunny

作出:1977年以前/メイアン(仏)
樹形:小型・横張性ブッシュ
花期:若干早咲
花径:中大輪
交配:Rusticana × ( Charleston × Allgold )
備考:ブッシュタイプ(繰り返し咲き)とつるタイプ(返り咲き)があります。花は同じ。

 

輝くように鮮やかで爽快な黄バラ。花型も整っていて、満開時には花弁のフリルが素敵。外弁は白っぽくグラデーションがかるのもいい。
耐病性は、ほどほど(幼株とか生育状況が覚束ない時は黒星がちょいちょい・・・って、まあ、それはどんな品種でもね)それから耐寒性は・・・う~~ん・・・とりあえず小型(低性種)と割り切っちゃえば何とかなります。大きくなれたらメッケモノってくらいで。ゴールド バニー Gold Bunnyまずは木立(ブッシュ)タイプ。⇧⇩ 背後の青いのはベロニカ ‘ブルーフォンテン’


⇧⇩後ろにいる赤紫はミステリューズ・・・なんだけど個別ページがないのよね。来期作る予定ですけど、ラプソディインブルーとの違いが未だイマイチ解んなくて。。。
ちなみに⇧奥のほうのまだ咲いてない黄バラは遅咲きの伊豆の踊子。Wキャストでこのエリアのフォーカルポイントを担っています。

そしそして⇩からが、つるタイプ。一番花の花期はブッシュタイプと一緒です。

ゴールド バニー Gold Bunny花首が短いので、誘引した時、全体のフォルムを崩しません。しっかり横倒ししたほうが沢山花が咲く従来スタイルのつるです。ちなみに2019秋、⇧の場所から移植しました。咲くとこんな風に綺麗なんですけど、どうもイマイチ冬越しに関して信用しきれないトコロがあって。時々やらかすんですよねぇ~・・・・しかも基本的に一株で2,3本しかツルが立たない上に枝寿命も短くって(2,3年持つかどうか)・・・ってことは、別にワザワザ誘引しなくても立ち木にひっかける程度でサラッと済ましちゃえばいいじゃん、ってことになった。それにそれなら、仮につるが冬越しに失敗しても景観的なダメージは少なくて済むからサ。それが⇩


⇧の手前はベティーちゃんとカクテル。若干早咲き組のコラボ。
⇩のモッサリとした白いのはヤマボウシ ‘ミルキーウェイ’。

ちなみに支柱係に抜擢されたのはナツメの木。寒がりなコなので春の芽吹きも重役出勤。牡丹が咲く頃にようやくお目覚め。でも艶があって明るい葉色の小葉なので気に入ってます♪(但し棘ありますくれぐれも御注意)まっ、兎も角うちではこんな感じですが、ここより暖かい地域でならきっとずっともっと素晴らしいパフォーマンスを望める黄バラだと思います。媚びを含まない颯爽とした美しさは、見てるだけで気分がパーッと晴れ渡ります。

追記:耐寒性について
はいはい、案の定やらかしました。2021年の春、ツル枝全滅。ブッシュタイプもゲンコツ。
まぁそれでも6月下旬頃にはこんな感じで新規シュートをぐんぐん伸ばしておりました。
とはいえ・・・・・やっぱあれだ。。。いくら景観上のダメージは最小限に抑えられたとはいえ、正直このツルバラにこのエリアの前線を張らせるのは厳しいな。。。
ということで、再度移植。
・・・・って、このコ、先述以前から数えたら一体今まで何度引っ越しさせられたよ・・・庭の初期メンバーのひとつだからかれこれ20年近くのお付き合いなんだけれども。まぁ、それだけ丈夫で(耐寒性は別)魅力的な品種であることの証明にはなるのかな? 実際、春にダメだから廃棄するって選択肢はハナから頭にないもん・・・・・他とは代替え出来ない稀有な黄バラ。
で、今度のお引越し先は同じエリア内ですがより後方で、シシガシラ(もみじ)に引っかかってもらう予定・・・・・・って、もちろん今季新調したシュートがどうなるかはまた次の冬次第ですけど(笑)。

という訳で2022年以降⇧⇩ 幸い新シュート群は無事冬越えしてくれまして、移植後のシーズンにしては上等の出来。大変良く出来ました◎彡


あらいいじゃない素敵ww

ってな訳で、今度こそ彼女にとっての永住の地となりますように(苦笑)

ちなみにブッシュタイプのほうは定位置をキープ。たまにゲンコツになることは想定済みなんで、周辺植栽でそれなりにカバー(良くも悪くも慣れたモンよ。。。) そして何食わぬ顔で通常業務をこなす2022年春⇩    

 

【秋バラ】


ね? 控えめに言って絶品なのですよ。だからこそ当庭における最大の難点を抱えながらも今まで私に撤収宣告を下されずにいるという・・・・・ホント、美人って得ですよね(笑)。
赤銅色の葉っぱはネジキ。そもそもが銅葉なんて分かり難いですが⇧⇩確かに紅葉中。