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作出:1947年/アメリカ
樹形:小型ブッシュ(樹高50㎝くらい)
花期:中咲・繰り返し
花径:中小輪
交配:Pinocchio × Crimson Glory
備考:えっと・・・合ってる、と、思う(;^_^A

 

ってか、先に言い訳させて下さい! この方もっすごい小さいがゆえに、植えつけから数年以上、庭の草花に埋もれてたという過去を持ちます。そのうちあまりに可哀想になって庭から撤収したくらい。ところがそれから更に2年後。左遷先で思わぬスペックを発揮してることが発覚してしまいまして、慌てふためいた庭主らによって再び庭の第一線に呼び戻された、という経歴があります。それでその、このパティオローズを再び庭に返り咲かせた驚愕のスペックとは。花付&花保ち&連続開花性。文字通り、眼を瞠りました。左遷先はガーデン内と違って、他の草花と混植してなかったことが幸いしたんでしょう。
もう、ずーーーーーっと咲いてた。雨が降ってもお構いなし。花で覆われた小さなこんもりがずーーーっとそこにあった。
それでこのバラ、実は小さな巨人なんじゃないか?と、ようやく気がついた次第。だいたい、当庭のワサワサ系宿根草に埋もれ、庭主にすらその存在を忘れ去られつつも結局こうして生き残ってた訳ですから、非常に丈夫な品種であったことは間違いないでしょう。
比較的株全体が見えるショットが⇧ 隣のアストランティアと丁度背丈が同じ位です。
⇩の右側奥のアプリコットオレンジがレディーオブシャーロット。こうしてみるとフロリバンダというよりミニバラか?ってくらいに、樹も花もちいちゃいのが解かります。

そもそもが小型である品種に対して「ちっとも大きくならない(=生育不良)」なんて、とんだ無茶振りですよね。ただそういう経緯で以って、途中経過のいつの間にかに品種名をキレイサッパリ忘れ去ってしまってまして。にも拘らずなんで今更品種名を思い出したかといえば、クレールマタンの個別ページ作ってたら、彼女の親がファッションだって・・・・・それで「・・・・あ、」って。実際ファッションというバラを昔々植えた覚えはありました。でも思うように育たなかったので、いつしか忘れ去ってしまってた・・・・・だから、庭外から戻されたこのバラがファッションなんじゃないかっていうのは薄々思ってはいたんですが・・・・・
クレールマタンの親品種、だと?
・・・・確かに。このバラのお顔と咲きっぷり、クレールマタンに物凄く似てるかも! こちらの株があまりにパティオなので繋がらなかっただけで、確かにコレとソレを掛け合わせてイイトコドリすればアレになるわぁ~~~~っ! もしこれがファッションじゃなかったとしてもきっと血縁はあるんじゃなかろうか?と、そんな感じの似方です。
・・・・てな訳で。ファッション。合ってます?
もちろんネット上の画像検索でも確認しましたが、イマイチ確信が持てない。合ってて欲しいなぁ~・・・・万が一合ってなかったとしてもこのバラが素晴らしいことは確かなんだけれども、それにしたって正しい名前で呼べないのはやっぱり申し訳ないからサ・・・・


レディーオブシャーロット ⇩ミルオンザフロス

 

【秋バラ】


相変わらず良う咲いておられる♪  御伴はアストランティア