ロイヤル プリンセス

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ロイヤル プリンセス Royal Princess

作出:2002年/メイアン
樹形:半直立性ブッシュ
花期:遅咲き・繰り返し
花径:大輪
備考:敬宮愛子内親王殿下に捧げられたバラ

 

堂々たる巨大輪。耐寒性もそこそこありますので栽培そのものは難しくありません。樹形は典型的なHTのブッシュ。

ただし当地では花期に梅雨の打撃を真っ向から受け止めてしまうので、綺麗に咲くことは稀かもしれません。そもそもの花数も少ないほうですしね。
この近年では多分⇧⇩がマックス。なのにすみませんカメラの腕が( ノД`)シクシク…
写真では純白に映ってますが、花芯に向かってクリームイエローを覗かせます。

ちなみにうちの白バラ系を集めたのが⇩ どれがだれやら分かります(笑)? ヒントは時期的に遅咲きが中心、もしくは中咲の咲き残りということでww全正解はこちらに載せましたが、とりあえず画面中央らへんの巨大輪がロイヤルプリンセス。うちの白バラ達の中では最大サイズでしょうね。
ついでに色味についての比較としては、
⇧ではもちろん奥のヤツ。一緒に写ってる手前はうちの3女マダムプランティエ
⇩では左下。他は純白のフラウカールドルシュキ、淡青藤色の青の軌跡
お解りになりました? 単独でみると紛れもない白バラなんですが、実際に純白種と並ぶとちょっとレモンイエロー寄り。抱えこむようなまぁるい花弁の重なりが陰影となり、花弁の色味をより感じやすくしている気がします。オフホワイト系のウェディングドレスをイメージしていただければ。少し厚みのある上質な絹織物。ピュアホワイトのオーガンジーでフワフワ天使にデザインされたドレスとは好対照の佇まい。

 

【秋バラ】


相変わらずの巨大輪。それと総じてうちの庭では、HTは秋のほうが見栄えします。
ひとつは、厳冬の差し響きを取り戻すかのように夏中すくすく育って、ようやく手頃な樹高で開花出来るため。そしてもうひとつは、周囲のバラ達が群舞&乱舞している訳じゃないので、花一輪で魅せるバラの真価が遺憾なく発揮されるため。特にこのコの場合は、外気がカラリと乾燥している秋こそが真骨頂。「・・・今年の冬は酷くなきゃいいね」って話しかけてます(笑)。