レイニーブルー

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レイニーブルー Rainy Blue

作出:2012年/タンタウ(独)
樹形:横張性シュラブ
花期:中咲・繰り返し咲き
花径:中輪

 

へへ♪ 可愛かろう? 品種名にちなんでアンブレラ型トレリスをDIYしてみましたww
横張性のしなやかな枝ぶりはそのうちツルとして扱うようになるかもしれませんが、今は何しろまだ小さいんで。ワイヤーワーク風の針金が枝のサポートになってます。庭にデビューしたてなもんで、ちょっとしたエコひいき(笑)。
ちなみにこのアンブレラ型トレリスの正体は100均のビニール傘。まずはビニールを取っ払って、骨と骨の間をS字もしくはC字に曲げたワイヤーをテキトーに組み合わせたもので繋ぎ直す。その時ひとつひとつのS字のサイズや組み合わせ角度を調整して骨と骨の間隔を狭めると、最終的には骨が弧を描いて丸みのある洋傘のシルエットになる・・・・って、言ってること伝わります? とりあえず100均の傘からビニールを取っ払ってみれば何を言ってるかお解りになるかと(笑)。一応構造はこちらと同じ。使い方が逆なだけ。

ま、そのうち大きくなったらこんな傘なんかじゃ収まらなくなるでしょうけど、そん時は、 
張り切ってお隣さんのクレマ(イングリットビエデンコフ)とコラボして頂戴ww
ともかく多花性で、樹勢もすこやかなので大変育てやすいと思います。ノヴァーリスとかもそうでしたけど、こんな色で丈夫だなんて流石21世紀。
あ、ちなみにノヴァーリスとの大きな違いは、まずあちら様は大輪で、樹姿も堂々たる大型ブッシュ樹形に育つこと。一方レイニーブルーは可愛らしい中輪で、枝ぶりはしなやかな横張性。そして小さめのクシュクシュッとした花がとにかく沢山沢山咲く感じなので、今の日本女性には特に好まれそうな。繊細な嫋やかさを感じるバラです・・・・・・って、まぁ、ご本人さまが大人になって樹姿に本来の性格がはっきりと現れれば、また所感は変わってるかとも思いますが。


そしてそろそろ傘に収まんなくなってきた2022。。。


ん~~~・・・来期どーしよっかなぁ。。。 
そして潔く傘を取っ払った2023。


とはいえこうしてみるとまだコンパクトw
ただ、うぅ~~~ん・・・・実際、寒冷地仕様としてさほど伸びる感じでもないんですが、何しろ多花性な上に枝が柔らかいんで、完全に自立させると花期はやっぱ樹形が潰れちゃうかな。。。なので、株元あたりにに多少のサポートを仕込んでおくか、長めの枝をどうにかして・・・(ごにょごにょ言ってますけど通常運転です。悩みと愉しみはいつだって表裏一体~♪)

 

あ、ちなみに⇩は買ったばっか(大苗)の頃。

ティストウの庭のバックヤードにて。
最近は春に購入した大苗はとりあえずこんな風にして観察栽培してから、晩秋に庭デビューさせるのがうちでのマニュアル。もちろん諸処考慮の上で「絶対大丈夫!」って確信できるならいきなり庭植えすることもありますが・・・・
でも基本的にうちでは、大苗と言えど買ったばっかのコはみんな赤ちゃん扱いなので。まずは何も遮るモノのない環境で御本人の好きなように育ってもらう。そうすれば多少なりともそのコの性格が掴めるので、庭内での定植場所も決めやすくなりますし(って、まあそうは言っても一発で永住先が決まるってコトのほうが少ないですけどw)そもそもこんなちっちゃいコをいきなりあの野性味溢れる密植激戦地帯に放り込むのは余りに酷だろ、っていう親心で。
『初期栽培の失敗は後々大きく響く』というのが、経験から得た戒めでもありますし。

※)ちなみに背後のネットは借景の長芋畑。そのうち緑ユッサユッサの壁群となって立ち並びます。画像では真後ろに見えてますけど、実際の距離はケッコー離れてる上に、うちの敷地とは高低差があるので、日照にはまったく影響ありません。