ホワイトサプライズ White Surprise
作出：1987年/レンズ（ベルギー）
樹形：横張性シュラブ
花期：早咲・繰り返し
花径：大輪
交配：とりあえず『ハマナスの改良種』ってことだけは確定(笑)。詳細は⇩にて
うちには『白花・四季咲きハマナス』という、随分ザックリしたタグをつけてひょっこりやってきたコ。ですが・・・そもそも『四季咲きハマナス』って。
そりゃそうでしょうよハマナスなんだから！って、誰にとも言われぬツッコミを胸に(笑)。
パッとみ確かに白花のハマナスに見えますが、ちょっと違います。純白の花弁にうっすら紅が浮かんでいるのが特徴。しかもその紅がハマナス特有の透けるような色質では無いので、交配親の形見かなぁ～？なんて思いめぐらしておりました。これがヒント１。
そしてヒント２。ポチッと赤くよく目立つ雌蕊。これ、どっかでみたことあるなぁ～・・・・・
ってそんな時。《ハマナス×ハトヤバラ》として紹介されてるバラ画像をネットで見かけまして「・・・そっ、それだーーーーーっ！」って叫んだ訳です(笑)。実際、葉っぱや枝の感じはハマナスによく似ていますが、枝ぶりはそのものよりちょっとツルっけが強いんです。それもあって間違いないと思った訳なんですけれども・・・・
《ハトヤバラ》 勿論育てたことありません（キッパリ）だってきっと耐寒性ないんだもん！ だから図鑑やらネット画像やらで「・・・綺麗ダナー・・・暖地イイナー・・・」と指を咥えて眺めてた記憶が掘り起こされたとゆー。
けれどこの頁を書くにあたり改めてネット検索で確認しようとしたら、ん？そんなん何処にも書いてない。一体私は何処で何を見たんだろう・・・・・・って、夢！？ かわりにハトヤバラではなく《カカヤンバラの交配種》だとかゆー話もあって、結局詳細は不明。もしご存じの方がいらっしゃいましたら、当庭にいらした時にでもそっと教えて下さいまし。そしてお友達になって下さいっ！（…はい？）
ともかく、ハトヤバラにしろカカヤンバラにしろ片親の耐寒性は無いのですが、このコに関してはハマナスの耐寒性のほうを有しているみたいデス。良かったねー！親のいいトコロが似て♪
はじめていらっしゃるお客様が「近くまで来たんだけど・・・？」ってTEL下さる時の目印。ピンクの看板は遠くからでも良う見えますし、添わせたこのバラも何気に最適解でした。勿論それは花の色艶うんぬんの話ばかりではなく、なんてゆーのかな・・・・つまり、この庭がどんな庭なのか。あるいは庭主（私）がどんな好みで何をどんな風に捉えているのか。そーゆーあれやこれやを、ものすごぉ～～～～～く端的に示したウエルカムローズって感じに収まっているトコロが。
【秋バラ】
ってなわけで冒頭に戻りまして、結局『四季咲きハマナス』のタグは只のお飾りであった訳でもなく、シーズン通して本当によく咲いてます。ほんとのハマナスは1番花以降は気まぐれにポツポツ咲く程度なんで。