ウィンチェスターキャセドラル/メアリーローズ

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メアリーローズ Mary Rose

作出:1983年/オースチン(英)
樹形:シュラブ(樹高横幅共に120㎝くらい)
花期:早咲・繰り返し
花径:中大輪
交配 :Wife of Bath × The Miller
備考:『ウィンチェスターキャセドラル Winchester Cathedral』は枝変わり

 

野趣を残した初期のイングリッシュローズ。こんもりとキレイにまとまったシュラブ樹形。

メアリーローズ Mary Rose⇧の左端はあやめ。あやめとジャーマンアイリスと旧枝クレマはバラ期直前から早咲きバラの頃。花菖蒲と新枝クレマは遅咲きバラの頃から。すべては女王様の御教鞭(笑)。

いい意味で田舎の庭によく似合うと思う。草花と混植してなんぼ♪って感じのおおらかさ。
もちろん花容そのものは優雅で繊細で、王道のアンティーク風。ピンクのど真ん中。

ただ四季咲き性はありますが、気候や肥料の状況によって花はかなり影響されるタイプかも。そういう、ちょっとザックリした感じもまたコテージローズ風なのかな。
メアリーローズ Mary Rose
⇧上空にいるのはロサ エグランテリア  ⇩背後はブラックベリー


おっと・・・・⇧の背景にオオデマリ ⇩の背景に梅花ウツギ ってことは花期もかなり長いってことですね。ついでに後になって咲くほど花径が小さくなるってのも⇩の中央らへんで咲いてるのを見て頂ければ確認出来るかと。夏バラは大体こん位の小ささで咲きます。


時々こんなん咲きます♪ このおちゃめ現象は⇩も同様

 

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ウィンチェスターキャセドラル Winchester Cathedral

作出:1988年/オースチン(英)
備考:性質はメアリーローズとまったく同じ。時々、一枝もしくは花の一部分だけ元のピンクになってたりします。

ウィンチェスターキャセドラル Winchester Cathedral⇧の左端からプラプラ出てるのはナツハゼ。画面下部の葉っぱがそう。

ウィンチェスターキャセドラル Winchester Cathedral今でこそアンティーク風の白バラ(四季咲き)は沢山あるけど、庭を始めた10数年前はホントに少なかったです。でも未だにこの品種は好きですね。で、何故このバラに心惹かれるかを語ろうとすると・・・・って、あ゛ー・・・ポエマーになりそうなのでやっぱ止めときます(笑)。ウィンチェスターキャセドラル Winchester Cathedral⇩の奥は、クラウンプリンセスマルガリータの咲き始め。ウィンチェスターキャセドラル Winchester Cathedral
満開時はもちろん素晴らしいですが、実はこれくらいの頃の雰囲気が好き。ふんわりと咲いた大輪の初花と紅を刷いたまぁるい蕾の対比が◎です。樹姿のキレイさも感じますし。