ケルナー フローラ

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ケルナー フローラ Koelner Flora

作出:2014年/コルデス(独)
樹形:半直立性シュラブ
花期:中咲・繰り返し
花径:大輪
交配:Geoff Hamilton × 実生

 

樹姿もよくまとまって扱いやすいタイプ。日本国内の流通ではツルバラ表示されてますが、当庭での生育は大型ブッシュ樹形のシュラブローズ。栽培数年程度の比較的若い株なのでサイズ感はまだ変わるかもしれませんが、扱い方としてうちで一番似てるのはおそらくアロハとかロココとかじゃないかなと思ってます。それからマリーヘンリエッテとか。

ともかく庭主が安心して眺めていられるバラであることは確定。これ、実はとても大事なことです。確かにバラは女王様だけど庭主は奴隷じゃない。庭づくりにおいてはあくまでパートナーですから。


⇧windy day
そしてここからは、ザ・最盛期w この庭で見栄えるためにはこれくらいのボリュームが、そして生き残るためにはそれなりの逞しさが必要だということです(笑)。


⇧は植え付け数年未満の頃。なのでピョンッと飛び出てるのはご愛敬、若気の至りってヤツです(笑)。ついでに⇩は植え付け2,3年目の頃。でも枝ぶりが案外解りやすい画像なので載っけておきます。どなたかのお役に立てれば。


肝心の花については・・・・はい。御覧の通りということで(笑)。ただまぁ、画像だけでは伝わりにくい雰囲気的なコトを言い添えますと、アンティーク風のお顔ですがイングリッシュローズのような儚げな風情、或いはオールドローズ感はありません。華やかで温かみのあるコーラルピンクの花弁と樹の佇まいどおりに、しっかりくっきりモダンローズの力強さ。なんつーか・・・確かにドイツのバラだなーって感じです(笑)。


でもこうして改めて画像でみるとお母様の御顔立ちに似ています。きっとお父様が質実剛健な御方なんでしょうね(笑)。

 

【秋バラ】


・・・ん? これは・・・ヘリテージだったっけか??? なんとなく枝が・・・でも花は・・・って、すみません解んない! とりあえずこーゆーひょんなトコロで親御さんの素性が解るという事例として(笑)。