ギスレーヌ ドゥ フェリゴンド Ghislaine de Féligonde.
作出:1916年/フランス
樹形:大型・半横張性シュラブ(高さ2M以上)
花期:遅咲・返り咲き
花径:小輪
交配 :Goldfinch × 実生
唯一の欠点は名前の難しさのみ。他はすべてにおいて文句ナシ。
当庭内では既に殿堂入りが決定しています(笑)。
多少サポートは入れてますが基本的には自立可能。自然樹形でのびやかにキャスケード。
そして時間軸を最大限に生かした、夢のように美しく繊細なグラデーションは最高of最高。開花が始まるのを毎年ワクワク待つバラ。始まると『来たーーーッ!』ってなります☆彡
それでは早速、この方の圧倒的なパフォーマンスをど~ぞ~!!!
⇧⇩開花前の一ヶ月がすごく寒かった年。いつになくピンク味が強く出てます。
あー・・・・でもこうして改めてみると、系統違いますけどコーネリアにいろいろと似てますね。花期が違いますから実際には比べられませんけど、色違いみたいな感じ。花径も丁度同じくらいですし。
ということは・・・・冒頭『欠点はない』と言いましたが、あえて挙げれば。満開時に眼を凝らすとこの品種にもコーネリアと同じ問題が散見されます。つまり先に咲き終わった花の残骸問題。ただ、コーネリアよりは目立ちません。花色(特に蕾の色)が山吹色なので、花殻の薄茶色が比較的目立ちにくいというのと、僅かながら振り落とされるから。ホントちょっとしたことなんですけど、全体でみれば物凄く大きなパフォーマンスの違いになってしまうんですよね。
御伴は⇧オニシモツケ ⇩アンチューサ
その他オルラヤとかシランとかクレマとか・・・・
でも大型シュラブの真骨頂は風景そのものとなるこの力。ホント素晴らしいです。
⇧同期で咲いてるのはニュードーン、サマーメモリーズ、レッドレオナルドダビンチそして終焉もまた夢のよう。どなたかがロマンティックな別名でもつけて下さってたら、と。
【秋バラ】
キホンあれだけ咲く方ってのは一季です。ただほんの少しだけ・・・・あれが夢でなかったことを証し立てるが如く。